天空の城／備中松山城の雲海
雲海が見えるお城を見に行きたいと思い立ち、現存12天守のうち、最も高い位置にある備中松山城へのドライブ旅行を計画した。
期間は、２０２０年１２月２８日（月)～２９日(火)である。
１２月２８日が備中松山城の年内最終見学日であることと、妻と息子、娘の都合を合わせて計画を組んだ。
ースケジュールー
【１日目】
■ 6：00 愛知出発
■10：00 土山ＳＡ休憩
■12：00 昼食 日生にてカキオコ 写真ー６、７
■14：30 備中松山城 城内見学／年内最終日 写真－３、４、８
■14：40 猫城主さんじゅーろーさんにご挨拶 写真ー5
■16：00 展望台を下見 写真ー９、１０
■17：30 宿着／吉備高原リゾートホテル 写真ー１１、１２
【２日目】
■ 6：30 展望台／天空の城の雲海を鑑賞 写真ー１、２、１３、１４
■ 8：30 朝食 写真ー１５
■10：00 チェックアウト／出発
■11：30 倉敷着 昼食・散策 写真ー１６～１９
■16：00 倉敷発
■23：30 自宅着
ー概要／最も印象に残ったことー
備中松山城の雲海である。朝６時。まだうす暗いうちに城が見渡せる高台付近までクルマで行く。
すでに何台かのクルマが来ており、静かに最後尾に停める。展望台には多くの人。陽が登るのを待つ。
吐く息が白い。白々と雲海が見える。「おおお」思わず声が上がる。白い、雲の海が空との境まで連なる。
ゆっくりとゆっくりと白い波は右から左へ動いていく。荘厳である。そうした表現が似合う、そんな眺めである。
ここにいる人たちすべてが、この感動を共有した。
写真ー１ 備中松山城と雲海 その１
写真ー２ 備中松山城と雲海 その２
写真ー３ 備中松山城 天守
高さ11ｍと現存天守では最も低いとのことだが、何とも言えない威厳がある。自分が一人上がるだけでちょっとした登山だとか思っていたのに、建てるために山を往復した人たちの苦労はいかほどだったかと、しのばれる。
写真ー４ 備中松山城 天守２
ふいご峠の駐車場から20分ほどで着いた。これはまさに登山である。駐車場に置いてあった杖を借りて正解である。
写真ー５ 「さんじゅーろー」城主と家臣（？）
城主様にご挨拶をし、写真を撮らせていただいた。お昼寝のところ、ご無礼つかまつった！
ー詳細／旅行を振り返ってー
【１日目】
朝６時に愛知県三河を出発し途中で息子と娘と合流し、４人１台で岡山県を目指した。
途中、新名神の土山ＳＡなどで休憩を取った。そして山陽道を経由しさらに西に進んだ。
姫路を過ぎたあたりでおなかが空いてきて「お昼には牡蠣が食べたい！」と意見が一致し、急遽旅行雑誌を調べて「カキオコ」をいただこうということになった。これはお好み焼きに牡蠣がたっぷり入っているという「日生（ひなせ）」の名物だ。立ち寄ったのは雑誌のトップに出ていた「タマちゃん」というお店。
暫く待ったが、寄って正解、待って正解、食べて大満足であった。
写真ー6 カキオコ（牡蠣２５０ｇ！）／ソース半分、残り半分はなんと岩塩です。
（「ロコグルメ／地域で出会ったおいしいもの特集」にも記載）
写真ー７ 牡蠣。プリっぷり。
ドライブ旅行は、こうやって地元のおいしいものを急に決めても寄れるので、とてもいいもんですね。
写真ー８ 備中松山城城壁／鉄壁の守り
16：00 臥牛山を下山しクルマで展望台へ
写真ー９ 備中松山城と夕陽／展望台付近から
明日の朝のため、城見学のあと展望台までの道のりなどの下見をした。
写真ー１０ 展望台下見から宿へ向かう途中 車内から／サルとの遭遇
17：30ころ 宿到着／吉備高原リゾートホテル
写真ー１１ 吉備高原リゾートホテル／窓から望む
このホテルにお世話になった。備中松山城と展望台へのアクセスにはちょうど良かった。
写真ー１２ ホテルの夕食／コースでこの後刺身と天ぷら、デザートが出た。
なかなかGood、ずっとホテルに住めればいいと思った。
【２日目】
6:00－８:00 朝は朝食前にいったん出かけた。冒頭に記載したように雲海に浮かぶ備中松山城を見るためである。
写真ー１３ 雲海撮影中／まさに雲海見学の絶好の日だった
写真ー１４ 展望台／木製の大きなしっかりとした展望台。ここから雲海がよく見える。
7：30 ホテルへ戻るために山を下りた。ホテルまでの帰途は霧が立ち込めていて、視界が100メートルくらいに感じた。霧の出やすい土地柄なのだろう。
写真ー１５ ホテルでの朝食／ホテルレストランの方と雲海について話せた。写真も見せていただいた。楽しかった。
10：00 少し前にチェックアウトし、倉敷へ向かった。
写真ー１６ 美しい街倉敷
写真ー１７ ジーンズショップ／ジーンズストリートがある。
写真ー１８ イタリアンのお店「コノフォレスタ」／昼食に寄った。おいしいピザが出た。
写真ー１９ 吉備団子／豪華！
そのほか備前焼のお店に寄り、焼き物を数枚買った。
ーおわりにー
今回の旅行は久しぶりの４人の家族旅行。子供たちは独立しているので、スケジュールを合わせるのが難しかったが、なんとかうまく調整できた。
目的のお城と雲海はいろいろと天候や条件などうまくタイミングがあったようで、絶景を楽しめたのは、運がよかったというより他はない。
また機会があれば、ぜひ来てみたい場所であると思った。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
