和歌山 豪雨のアドベンチャーワールド訪問記 ーシニア夫婦の楽しみ方ー

2023年5月8日

2023年4月上旬。 金曜日。 早朝。
豪雨の中、私たちは和歌山を目指し名阪国道を走っていた。 約320kmの行程である。 
さすが雨男&雨女。 こんな日に動物園に行こうと思う人などいない、、、だろう。
しかし雨の日、しかも平日である。こんな日に行くと、とても園がすいているということがわかった。アドベンチャーワールドには申し訳ないが、我々にはラッキーである。 雨天割引があったら、混んでいただろうが、価格に変化はないので、ある意味トレードオフである。
到着は11時ころになってしまったが、駐車場(1,200円)もかなり近くに停めることができた。
びっくりするほど近くでパンダを見ることができるなど、とても堪能できた。 並ぶことなくチケットを購入。 5,300円/人。 事前購入で割引がないかと、数日前に調べたが、私のリサーチ力ではそんな裏技はなかった。 65歳を過ぎていればシルバー料金4,800円。 今度来るときはシルバー料金が適用していただけそうである。

さて今回の記事は1泊2日の旅行をいつものように順番に記述するのは止めた。
まず初日に行ったアドベンチャーワールドについて、楽しかったことや印象に残ったことを記述しようと思う。
こうしたテーマパークを巡るのは、子供中心になることが多い。 しかしシニアだけでも十分に楽しめるということが分かった。 したがって今回の副題は「シニア夫婦の楽しみ方」である。
うまく文章を書き進めればいいが、読んでいただければ幸いである。(少しづつ更新していくので、例によって拙い記事がしばらく続くことになる。ご容赦いただきたい)

以下4点について順番に記載していく。 
①すぐそこ、手が届きそうなほど近くで見ることができたパンダ。 私は64歳にして初パンダであった
②豪快でかわいらしいイルカショー
③無数のペンギンのしぐさのかわいらしさ
④サファリパークのようなケニア号



なかなかの悪天候。 エントランス近くに停めることができた。
 感謝悪天候



11時頃のパーク入口。 雨の金曜日、とてもすいている。
パークには申し訳ないが、人混みが苦手な私にはありがたかった。
ゲートから少しの間はおみやげやさんなど、盛り上がりそうなお店が両サイドに並んでいた。
 



レインボーゲート(名前は知らないが、ここをくぐって、さあアドベンチャーワールドへ!



まずは、「パンダ・ラブ」へ。



結浜(ゆいひん)と楓浜(ふうひん)がいた。プロフィール写真が入り口にある。



昼寝中の結浜。 思っていたより小柄。 あまり動かない。 わかってはいたけれど、「へーえ、本当にぬいぐるみみたい。びっくりや!」という感じ。 見させていただいて良かった。





彩浜(さいひん)。 おいしそうに竹を食べていた。 ふんぞり返って、竹を手に持って、しぐさがまるで人間である。 世界中の人から愛されるわけである。 あまりの可愛さにわれわれは痺れてしまった。 ただ残念なことに、全員メス(失礼、女の子)。 女子校状態。 先日中国に渡った永明(えいめい)のようなハンサムな男の子の入居が待たれる。



続いてペンギン。 アドベンチャーワールドには、8種類ものペンギンがいるのだとか。
白黒のツートンで愛らしい動き。 見ていて飽きない。 ただ思っていた以上に大きいのは、パンダと対照的か。 子ペンギンのピンガーのようなのがいないか探したが、さすがにそんな小さな子はいないようである。 
水の中に入った時の動きはとても素早い。 魚のようである。 水の中から岩にジャンプするのもすごすぎ。
驚くべき動き。 陸上でのヨチヨチ歩きとはまるで別人(鳥)である。 感服!




皇帝ペンギンたち。 会話をしているよう。 それにしてもでかい。 2本足歩行で、しぐさがとてもいいい。 











イルカのショー。 何頭いるんだろう、と思うほどダイナミックであった。 さすが芸達者である。 どの子も良くなついている。 運動能力が素晴らしい、 巨体であるにもかかわらず、軽々と何メートルもジャンプする。 しかも楽しそうに。 遊び感覚か? ドルフィントレーナーの方々との調和が素晴らしかった。 トレーナーがイルカの顔をキュッと抱きしめるときに、イルカが喜しそうにする。 ほんとうにお互いに好きなんであろうというのが伝わってきた。 いいものを見ることができた。 大満足である。



でかい観覧車。 ちょっと食指が動いたが今回はパス。


パンダの形の植木。 みごと。 よく手入れされている。 思わずパチリ



センタードーム内のレストラン「丼亭」にて昼食。 私にはちょうどいい量。 肉だけれどさっぱりしておいしかった。



ケニア号に乗ってサファリワールドへ!(無料)



雨の中のホワイトタイガー。 ネコ科なのに濡れても平気なのだろうか。 しぐさはネコみたい




ガラスに雨が当たって、だらだら。 バッファローでした


キリンが雨に濡れながら佇んでいた。 ちょっと鬱陶しそう。 なんだか気が合いそう


「シニア夫婦の楽しみ方」という大仰な副題をアップしてしまって、実は少々気が重い。
内容が大したことではないからである。
旅の楽しみ方の私のコツは以下、①共通の趣味を持つ ②ささやかな目標を立てる ③行程を含めて純粋に楽しむ ④大いに満足する。 ⑤満足した内容を記録して(このブログに)残す
それくらいである。
実は私は幸せを感じる閾値(しきいち)が低い。 皆さんに私の文章を読んでいていただいて、こんなことで「大満足である」とか「絶景を見て感動した」とか「おすすめである」とかやたらにすぐ感動しているように見えるだろう。 実はその通りなのである。
本当に素晴らしいことはもちろん、つまらぬこと、多くの人からすると当然なことでもなんだかとてもありがたく思える。 そしていつもと違った景色やできごと、体験をするだけで、なんだかとても得をしたような気がするのである。 がっかりなどしている時間はない。