「さくら街道」国道156号線を北上する

2022年6月12日

はじめに
2022年3月26日土曜日 雨
4月も近づき数日前から「さくら街道」として知られている国道156号線を北上してみたいとうずうずしていた。仕事場でも休憩中にはグーグルマップで、だいたいの距離や、スタートとゴール、ルートなどを調べたりしていた。今週の26日(土)は仕事の予定であったが、たまたま取り止めとなったため、1日かけて走ってみることにした。前日は早寝するつもりではあったが事情があって眠るのが1時を過ぎてしまった。したがって起きるのが遅くなり予定を大幅に遅れ、9時頃に三河を出発した。
2022年4月6日水曜日 快晴
11日経過した段階で、少し時間ができたので3月26日に走った道を再び走ってみた。
以下、本文中に太文字で追記していく。
結論から言えば、郡上市の北部からはほとんど咲いていなかったが、関市から郡上市の南部は満開でとてもきれいな桜を楽しめた

スケジュール(3月26日)
■  9:00 自宅出発
■10:00 瀬戸赤津IC
■10:30~ 街道沿い 写真ー1~3
■12:15 道の駅「清流の里しろとり」 写真ー4、5
■13:30 道の駅「大日岳」 写真ー6
■14:30 道の駅「白川郷」 写真ー7
■15:00 五箇山 道沿いから合掌造りを望む 写真ー8、9
■16:25 道の駅「砺波」 写真ー10
■17:00 高岡城跡 写真ー11~15
■17:30 日帰り温泉「陽だまりの湯」 写真ー16
■18:40 夕食 写真ー17
■23:00 自宅着

スケジュール(4月6日)
■■ 9:55 豊田南IC
■■11:20~ 街道沿い 写真ー1(2)、2(2)、3
■■12:25 道の駅「清流の里しろとり」 写真ー4(2)
■■13:00 道の駅「大日岳」 写真ー6(2)
■■14:30 白川郷 散策(後日別のコンテンツでアップする予定)
■■15:22 道の駅「白川郷」 写真ー7(2)
■■19:30 自宅着

自宅を出たときはくもり空であったが、瀬戸赤津ICあたりでパラパラと雨が降ってきた。
予報通りである。
雨であった方が、人の出は少ないのでかえって好都合かと思い、さほどは気にはならなかった。降れば雨の中での景色を見ることができるので、それもいい。
瀬戸赤津インターから美濃インターまで高速を使い、国道156号線に入った。この道は岐阜市内から関を通り郡上、高山、高岡と北上し、かなりの部分を長良川沿いにうねうねと走るルートである。比較的トンネルが少ない。私はこの道を走るのが好きだ。ときおり清流を視界に入れながら走るのはとてもワクワクする。

写真ー1 国道156号線沿い/ほぼどしゃ降りになった(3月26日)
写真ー1 国道156号線沿い/ほぼどしゃ降りになった(3月26日)
写真ー1(2) 写真ー1と同じ場所(4月6日)
写真ー1(2) 写真ー1と同じ場所(4月6日)

街道沿いには、多くの桜の木が植えてあり、今の時期になると沿線が淡いピンクの花で、埋め尽くされる。ドライバーたち、バスの乗客など通行するものを楽しませてくれるさくら街道なのである。
今年は寒い日が多かったが、それでも急速に暖かくなりつつあり、開花の時期が早まってしまっているのでは、という予想に駆り立てられて、この日にさくら街道を走ってみたのである。

写真ー2 沿道の桜の木々/開花まではもう少し(3月26日)
写真ー2 沿道の桜の木々/開花まではもう少しのよう(3月26日)

結論を言うと、3月26日時点では、開花までもうしばらく待たなければならなかった。街道沿いは、4月上旬から中旬までくらいがよいのでは、と思われた。どこもかしこも桜はほとんど咲いていなかった。むしろ郡上から北の日陰にはたくさんの雪が残っていて、夜間はまだ相当寒いのであろう。

写真ー2 写真ー2と同じ場所/4月6日
写真ー2(2) 写真2と同じ場所/撮り鉄のスポット。写真撮影の年配の方もいた。11:38に長良川鉄道が通過するよと教えてくれた。20分ほど待つ必要があったので、撮影は断念した(4月6日)

さくら街道の道標と桜、長良川を以下の写真ー3に示す。とてもきれいに咲いていた。
再度走ってみて、本当に良かったと感じた。

写真ー3 さくら街道沿い
写真ー3 「さくら街道」沿い/街道と長良川沿いに桜並木が続く(4月6日)

 

写真ー4 道の駅「清流の里しろとり」
写真ー4 道の駅「清流の里しろとり」(3月26日)


写真ー4(2) 道の駅「清流の里しろとり」(4月6日)/快晴、暑いくらい

さて、このブログの恒例のおいしいものであるが、郡上で食べた「けいちゃん」(「ロコグルメ/地域で出会ったおいしいもの特集」にも記載)である。とても満足した。

写真ー5 けいちゃん定食/調理の火に癒される(3月26日)

一日限定10食。聞いてみたら、まだ大丈夫ですよ、とのこと。早速頼んでみた。正解。
固形燃料で、火を起こしグツグツと肉と野菜を温める。いい頃合いに肉の汁とタレと野菜の水分が絡み合って、食欲をかき立てる。付け合わせのオカラがとてもいい味をだしている。サラダもヘルシー。ゆず大根も大好き。とても満足な食事だった。

さて、関市からきれいに咲いていた街道の桜も、郡上市の北部からは全く見られなくなった。

写真ー6 国道156号線沿い/道の駅「大日岳」にて。強い雨脚(3月26日)


写真ー6(2) 道の駅「大日岳」(4月6日)
雪は大部分が溶けていたが、まだ少し残っていた。


写真ー7 道の駅「白川郷」/ここも残雪、雨も冷たい(3月26日)


写真ー7(2) 道の駅「白川郷」(4月6日)
地元の人に桜の季節を聞いてみたが、この辺りでは、4月下旬くらいでは、とのことであった。4月6日はここで引き返した(15:30)。自宅到着は19:30頃。

ここ以降の記述はすべて3月26日のものである。

写真ー8 五箇山 合掌造り(3月26日)


写真ー9 五箇山 合掌造り その2(3月26日)


写真ー10 道の駅「砺波」/雨はおさまったが、山からの風が強い(3月26日)

この日は本当に風が強かった。高速道路が富山から滑川まで強風のため通行止めとなっていた。
1m四方ほどのトタン板が目の前を転がっていった。当たるとけがをするだろう。風でクルマが左右に揺れる。信号がナナメ45度違う方を向いていた。このあたりの人は強風に慣れているのだろうか。

■16:50 高岡城に到着

写真ー11 高岡城跡/案内図(3月26日)

城跡を軽くぐるっと周った。約30分ほど。とりあえず本丸方向へ。まだ桜が咲いておらず、開花までもう暫く待つ必要がある。


写真ー12 高岡城跡/花見会場?(3月26日)


写真ー13 前田利長公(3月26日)。兜(かぶと) 長っ! 超一流のシェフもびっくり。


写真14 富山さくらの名所/開花までもう少し(3月26日)


写真ー15 高岡城本丸広場/広い(3月26日)

■17:35 日帰り温泉「陽だまりの湯」に到着
ネットで調べて、「陽だまりの湯」に来てみた。
高岡城からはクルマで15分ほど。


写真-16 日帰り温泉/陽だまりの湯で温まった(3月26日)

いろいろな種類の温泉とサウナがあり、楽しめた。


写真ー17 陽だまりの湯で夕食/天丼とノンアルコールビール(3月26日)

■23:30 帰宅(3/26)

ー反省ー
街道沿いでは、桜がほとんど咲いていないのは本当に残念であった。が、近いうちにもう一度走ってみたいという気にもなった。→結果的に4月6日に走った。きれいに咲いていた。
陽だまりの湯は「人工温泉」とのことで天然温泉ではなさそう。しかしいろいろなお風呂の種類があり、十分に楽しめた。
温泉セット(マイタオル、マイバスタオル、髭剃り、シェービングクリーム、リンス、下着の着替え、濡れてもよい折り畳みのカゴ)を持って行くのを忘れた。おかげで、バスタオル付きのタオルセットを260円で借りた。髭剃りセットは買った。シェービングクリームもついてて全く問題ない。案外こういう「手ぶらスタイル」というのもありかな、と思えた。