鮎料理を求めて

2022年9月21日

はじめに
8月の連休の中盤、あれほど降っていた雨も上がり、蒸し暑さがピークを迎えたころ、私たちは鮎料理を求め、岐阜 板取川沿いの街道を上流へと走っていた。年に一度の行事である。
ところどころ編み笠スタイルの釣り人がいる。腰にぶら下げたかご、長くて細いサオ、よりよいポイントを求めてなのか、涼しいからなのか決まって川の中でポジショニングをしている。のどかな風景。あんな趣味もいいなあと憧れながらも、トイレの近い私にはちょっと無理かな、と思ったりした。
さてヤナである。板取川沿いにいくつか点在しており、グーグルマップで見つけ評価の高かった「赤石やな」にお邪魔した。香りを楽しむ魚。我々はしごく当然にコースを注文した。

写真ー1 赤石やな その1
写真ー1 赤石やな/板取川。前日が雨であったため、やや水量が多く濁っていた

 

写真ー2 赤石やな 窓なし オープンな状態
写真ー2 赤石やな/鮎料理を食べるところ。壁なし。オープンな状態。広い畳のエリアで食べる。日本版オープンカフェスタイル。すぐ横が板取川で、雰囲気抜群。食欲が増す。やはり鮎料理はこういうところで食べなくては

 

写真ー3 鮎コース料理 甘露煮
写真ー3 鮎コース料理/まずは甘露煮から。やわらかい。頭からしっぽまで

 

写真ー4 鮎の刺身
写真ー4 鮎の刺身/コリコリしている。不思議な食感。新鮮だからこそ。香りもいい

 

写真ー5 鮎塩焼き
写真ー5 鮎塩焼き/これも甘露煮と同じ、頭からいける!

 

写真ー6 鮎田楽
写真ー6 鮎田楽/躍動感あり。カタチがいい

 

写真ー7 鮎唐揚げ
写真ー7 鮎カラアゲ/うーん、ビールが欲しい。運転があるのでノンアルコールビールで我慢

 

写真ー8 鮎雑炊
写真ー8 鮎雑炊/鮎料理の〆はやはりこれ

 

写真ー9 鮎つかみ取り
写真ー9 鮎つかみ取り アトラクション?

 

写真ー10 道の駅 夢さんさん谷汲
写真ー10 道の駅 夢さんさん谷汲/いつ来てもお店が閉まっている。時間が遅いからか?写真を撮ったのは午後4時20分
写真ー11 道の駅「星のふる里ふじはし」
写真ー11 道の駅「星のふる里ふじはし」/真正面からの写真を撮り忘れた
写真ー12 「星のふる里ふじはし」の横にあった切り株動物園
写真ー12 「星のふる里ふじはし」切り株動物園の入口
写真ー13 切り株オブジェ
写真ー13 切り株オブジェ/軽いウォーキング。切り株動物園内を一周した
写真ー14 池田温泉本館
写真ー14 池田温泉本館/泉質 アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)サウナから出て汗をシャワーで流してから源泉風呂(29℃)に。最高!
写真ー15 池田温泉本館(夜)
写真ー15 池田温泉本館(夜)

さいごに
毎年夏の時期に一回、鮎料理を食べに行くのが我々夫婦の恒例行事である。今年の鮎料理もなかなかよかった。大満足である。これは、清流沿いで野性的に食べることがよいからか、鮎のうまみ、香りが癖になっているのか、ドライブの目的に鮎料理があるからか、とにかくよくわからないけれど、おそらく来年も、再来年も同じことをしているだろう。あと何回来れるだろうか、と考えるとちょっと虚しくなるが、そんなことはどうでもいい。健康で動けるときに二人で行っておく。プチ贅沢だけれども、そんなちょっとした幸せを目いっぱい感じておきたいな、共有しておきたいな、としみじみ思うシン爺でした。