絶景のドライブ旅行 5選
【はじめに】
今回は、我々夫婦がドライブ旅行で訪れ、とても感動した絶景についてアップしようと思う。
2021年末ブログを立ち上げ、ほぼ10か月経過した。そこで取り上げた記事から選んだものである。新しい写真もいくつか加え、感想や当時の状況、情報を多少付け加えるので、よければ見て行っていただけると幸いである。
(順次作成していくので、つたない状態を暫くお見せすることになるが、ご容赦いただきたい)
1)元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)
2021年12月28日アップ「山陰へのドライブ旅行2021」
昨年(2021年)末、山陰へのドライブ旅行は自宅を12月29日に出発したのであるが、年末にやってきた寒波の影響で島根、山口までちゃんと行けるのか、それが心配であった。なんとか大雪による通行止めや渋滞にも合うことがなく、予定通り元乃隅神社にも無事、訪れることができたのは本当にラッキーであった。総走行距離は自宅を出発し帰宅するまで3日間で1,683kmであったので、還暦過ぎの私には少々過酷であった。 しかしとてもいい経験になった。
神社では陽はさしてはいたが、風が強く、時折雪がちろちろと舞っており、それはそれは寒かった。しかし、この辺りはどこを切り取ってみても写真映えするところばかり。コロナ禍で人出も少なかったため写真を撮りやすかった。
2)角島大橋(つのしまおおはし)
2021年12月28日アップ「山陰へのドライブ旅行2021」
先に記載した元乃隅神社から渋滞なしで行けるなら、クルマで50分ほど走ったところにある。美しい橋。工業デザインの粋を集めた、というのはまさにこのことであろう。
ちょうど夕暮れ少し前に到着したのだが、夕陽に映え、沈む太陽のオレンジ色と橋の影と海の色、空の微妙に青みと海の黒さの微妙なグラデーションを一度に見ることができて、目に焼き付けておきたい、と思わずにはいられなかった。やがて橋にランプがともるのだが、それも雰囲気があってとてもいい。
道路沿いのわき道から斜めに上がったところ。20mほどの高さから橋の絶景を見下ろすことができる。写真を撮るには絶景のポイント。
ドライブ雑誌の表紙でよく見かける橋。「行ってみたい橋」というアンケートで常に上位に入る「角島大橋」。 大きな橋は主役になるだけの存在感がある。
私自身、思い返してみると、淡路島に行ったときに通った瀬戸大橋。 東京からの帰り、道に迷って偶然通った横浜のベイブリッジ。 房総の 御宿 に行った時に通った東京湾アクアライン。 どの橋も走ってみてとてもよかったなあ、、、と思い返してみると、行ってみたい橋は日本だけでも、あといくつあるのだろう、あといくつ行けるのだろうと、つくづく思う(なんだかわくわくしてきた)。
3)備中松山城 雲海
2022年3月2日アップ「天空の城/備中松山城の雲海」
現存12天守のうちのひとつ「備中松山城」。 天守の高さは12番目の11m。 しかし築かれている高さは最も高い(標高430m)。 したがってふいご峠駐車場から天守に登るまでがちょっとした登山(高低差約100m。距離は約800m)。 天守に到着したときは、息が弾んでいたが、達成感がある。
そしてここは、なんといっても雲海を楽しむのがおすすめである。 10月から12月の早朝、条件とあなたの運が良ければ、楽しむことができる。
この場所へは家族4人で2020年の12月28日と29日に行った。 城への初めての訪問で雲海を見ることができたのはとても幸運であった。
旅行初日の午後、天守閣に登城(年内の見学最終日)した。 現存天守ということで、とても興味深く見ることができた。 当然ながら階段は梯子のようであった。
2日目の早朝に雲海の見える展望台へとクルマで行った。 山道に近づくにつれ霧が発生し始めた。この辺りは霧が発生しやすい地形なのか、温度、湿度の条件がそろったのか、すごい霧である。50mほど先が見えない。突然現れる信号。対向車。 フォグランプを前後とも灯す。 慎重にクルマを進めた。 薄暗い中、駐車しているクルマの最後尾に着ける。 展望台付近までそれほど歩かずに行けるのはありがたかった。
雲海は、思わず「おお、、」と声が出るほどのものであった。 だだっ広い、まるでイギリスのリンクス。 やや打ち下ろしのパー5のロングホール。ずっと先に砲台グリーンがあり、そこに天守が鎮座しているような、そんな感じであった。「神のゴルフコース」か?
4)合掌造り村 集落/世界遺産
2022年4月5日アップ『「さくら街道」国道156号を北上する』
さくらの開花を見るため、2022年の3月26日と、11日後の4月6日の2回訪問した。
そこで見かけた合掌造りの村がとても印象的であった。まるで蓑をまとったような外観。シンプルな切妻の造り。近くから見上げると、その存在感に圧倒される。 地元の人には申し訳ないが、圧倒的に雪が似合う。そしてそれは夜。雪に照らされライトアップされた村の灯が、寒いのだけれども暖かみを感じることができる。 軒をくぐり、造りの中に入る。囲炉裏の火、コトコトと音を立ててる鍋。やわらかそうなダイコン。おいしそうな匂い。(申し訳ありません、妄想が過ぎたようです。これくらいにしておきます。)
巡ったのが夜でなかったのが本当に残念である。 燈の灯った合掌集落を報告すべきであった。 今度の冬にはこの辺りに宿を取り、夜のライトアップされた集落を撮り、ブログにアップしようと思う。
5)見附島
2022年6月25日アップ「能登半島ドライブ旅行」
県民割を利用し、金沢城と金沢南公園のバラを目的に訪れた。 その時に宿泊したのがちょっと遠いが、輪島である。輪島から能登の先端を回って最後の目的地をこの珠洲の「見附島」にした。 海岸から100mほど離れたところに、まさに軍艦型のこの島がある。 なんという削られ方。 自然のいたずらとしか思えないような、そんなぽつんと切り立った島。 形といい、大きさといい、絶妙な海岸からの位置といい、こちらに向かってくるその様も、本当に戦艦である。
自然はとてもすごい。この景色もいずれは浸食されていくのであろうが、この景色を造り出したのも自然。 そして浸食がさらに進むのは、はるか先。 この瞬間の景色を見ておくのもいい。 今年(2022年)6月の地震で、島の一部が崩れたが、こうした自然現象ですこしづつ別な形へと変化していくのであろう。 まだこの絶景を見られたことのない方は、ぜひ一度行かれるといい。 お勧めである。