四国ドライブ旅行

2023年4月28日

【はじめに】
昨年末に計画を立て、12/31~1/2の日程で四国のドライブ旅行をした。
計画については、前回の記事「【計画】2022年・年末年始休暇中の旅行 ー四国ー」で報告したとおりである。 帰宅後、クルマのトリップメーターを見ると総走行距離は1,449kmであった。
3日間での数字である。 我ながらよく走ったなあ、と思う。 この距離は、よほどクルマの運転が好きでなければ、無理なことかもしれない。 ただ念のため申し上げるが、運転は好きであるが、速く走ることは得意ではないし、好きでもない。 流れに乗った適正なスピードで余裕をもって流れる景色や、車内での会話、快適な音楽を楽しみながら走るのが好きなのである。 

いずれ記事にて「ドライブ旅行、私の心得」とかいう題目でアップしてみてもいいかな。 などと思っている。 計画の立て方や、準備の仕方、ドライブの楽しみ方、それからそもそもなぜドライブ旅行をするかなど、書いてみたいことが、たくさんあって、ひとつの記事では収まらないかもしれない。 そのときは別の手法を考え提供できれば、などとも思っている。


【行程】
1日目(12/31)
  3:57 豊田南IC
  9:45~10:30 瀬戸大橋「与島PA」 うどんを一玉いただく 写真ー1、2
12:45~15:00 龍河洞 鍾乳洞めぐり 写真ー3~10
16:00~17:00 桂浜散策 写真ー11~17
18:00 宿着「ザ・クラウンパレス新阪急高知」 写真ー18
19:00 夕食「土佐黒潮ひろば」ひろめ市場が混雑していたので、適当に見つけて入った 写真ー19
20:30~22:30 「三翠園(さんすいえん)」にて温泉(付近に日帰り温泉はありますか?とホテルで聞いて紹介していただいた) 写真ー20
23:30 就寝
2日目(1/1)
  8:30 朝食(ホテルバイキング) 写真ー21
 10:00 チェックアウト
10:30~12:00 高知城 見学 写真ー22~26
13:30-14:15 にこ淵 写真ー27、28
15:00-16:15 中津渓谷 写真ー29、30
18:50 宿着「新ロイヤルホテル四万十」
19:00 夕食 写真ー31
3日目(1/2)
  9:00 朝食(バイキング) 写真ー32
10:30 チェックアウト
11:30 佐田の沈下橋 写真ー33~36
13:40 岩間沈下橋 写真ー37
15:15ー16:15 宇和島城 見学 写真ー38~44
16:30 帰路 
帰宅後のトリップメーター 写真ー45


【本文・写真】
順次書き足す予定である。以下

10時少し前に瀬戸大橋の与島PAに着いた。
とても広いパーキングエリア。 停める場所に迷うくらい。 橋もじっくり見ることができて軽い散策にはちょうどいい。 朝4時前から運転しているので、軽い運動がとてもいい気分転換になった。 
中途半端な時間だが、与島プラザ内のうどん屋さんで、きつねうどんをいただいた。
セルフがこちらのスタイルなのか、こういう体験もいいかなと、ちょっとまごつきながら注文をし、ネギや天かす(2種類あった)など、トッピングをしてみた。 つゆの色は薄めなのに、味がちゃんとしてて、とてもうまい。 そして安い。

瀬戸大橋

写真ー1 瀬戸大橋
写真ー1 瀬戸大橋/与島パーキングエリアから見た瀬戸内海

■「架け橋夢うどん」 にてきつねうどん(一玉)をチョイス。 お手軽さと財布にやさしいのがとてもいい。 うどんのトッピング初トライに失敗。 もっとうまそうにかければ。 と反省。 でも麺はもちもちしててコシがあってよかった。 完食。  

写真ー2 架け橋夢うどん
写真ー2 架け橋夢うどん/きつねうどん+トッピング



龍河洞
■12;45 高知県香美市「龍河洞」に到着。

写真ー3 龍河洞
写真ー3 龍河洞①/駐車場にて

 

写真ー4 龍河洞/エスカレーター
写真ー4 龍河洞②/エスカレーター。長い! アトラクション感がある

 

写真ー5 龍河洞1
写真ー5 龍河洞③/ヒゲくじらの口? いいえ、音なしの滝。 ほう、見えなくもないか
写真ー6 龍河洞2
写真ー6 龍河洞④/真冬なのに洞窟内の気温は15℃。 上着を着てアップダウンを歩き回ると汗ばんでくる
写真ー7 龍河洞2
写真ー7 龍河洞⑤/変わった形の鍾乳石。 それぞれに理由があるのだろう。 一生のテーマになりそう
写真ー8 龍河洞3
写真ー8 龍河洞⑥/鍾乳洞の上に伸びる穴。 どこまで続いているのやら。 ここを初めて探検した人は、どんなことを思ったのか

 

写真ー9 龍河洞4
写真ー9 龍河洞⑦/神の壺。 弥生人が残した土器がそのまま鍾乳石と一体化。 「弥生時代って一体いつ頃?」とググってしまうくらいスケールの大きさに頭がくらくらする
写真ー10 龍河洞5
写真ー10 龍河洞⑧/神の壺に対抗しての実験。 昭和12年からとか。 昭和12年だとシン爺の母(3年前に82歳で他界)が生まれた年である。 何世代にもわたる遠大な実験。 高知の研究者の凄味を感じる

■日本三大鍾乳洞として有名な「龍河洞」。 四国に着いてはじめに訪れた。
一般の方がユーチューブで紹介している動画を見た。そのときは洞窟の中で水がぽたぽた落ちていたので、簡易カッパ、トレッキング靴を持参した。 が、取り越し苦労であった。 足元もそれほど濡れておらず、快適であった。 12月末であるのに、中は暖かく(15℃)、上着を着こんでいたせいか、歩き回ると汗ばむほどであった。 洞窟内は古代人が暮らしていた痕跡があったという。 おそらく、夏は涼しく、冬は暖か、外敵、雨風から守られ、快適な場所であったに違いない。
龍河洞自体の見どころは、巨大な鍾乳石や地底の滝、弥生人の残した壺がそのまま鍾乳石として同化した「神の壺」などである。 何万年も何百万年もかかってできたのであろう鍾乳石やその造形物が次から次へと現れる。 歩き回った約1時間があっという間であった。 


桂浜

写真ー11 桂浜のお土産センター
写真ー11 桂浜のお土産センター/なかなかしゃれている

 

写真ー12 桂浜
写真ー12 桂浜/なかなかの景観。 太平洋がどどーんと広がる
写真ー13 坂本龍馬像
写真ー13 坂本龍馬像/ここに来たら竜馬さんにご挨拶

 

写真ー14 竜馬の後ろ姿
写真ー14 竜馬の後ろ姿/日本の明日のために、後に続こう! 気持ちが大きくなる
写真ー15 桂浜を歩く
写真ー15 夕陽に向かって桂浜を歩く
写真ー16 桂浜の夕陽
写真ー16 桂浜の夕陽/写真だけなら「日本の夜明け」っぽい
写真ー17 桂浜
写真ー17 桂浜/風光明媚。 目に焼き付けておこう


ザ・クラウンパレス新阪急高知
■17:30 チェックイン
いやあ、本日の走行は約600km。 さすがドライブ旅行である。 果たしていつまで続けられるか。 楽しめるうちは、楽しんでおこう。 と思うのであった。 本日はザ・クラウンパレス新阪急高知さんにお世話になる。 すでに大勢の方がチェックインされているためか、入口に一番近い一等地にクルマを停めさせていただいた。 

写真ー18 ザ・クラウンパレス新阪急高知
写真ー18 ザ・クラウンパレス新阪急高知/全景。 すぐ前を市電が通っている。 チェックイン翌日の朝撮影
写真ー19 夕食
写真ー19 夕食「土佐黒潮ひろば」にて/やはりカツオのたたき。 プリップリの肉厚。 ニンニクのスライスを載せて食べる。 酒がうまい! 今度来たときは有名な「ひろめ市場」にて飲もうと思う
写真ー20 三翠園
写真ー20 三翠園/ここの温泉大浴場で入浴。 豪華。 ホテルで紹介された。 歩いてすぐ。 しかも割引き券をいただいた。 聞いてみてよかった 


2日目
■8:30 朝食

写真ー21
写真ー21 朝食/バイキング。 シン爺のチョイス

■10:30 チェックアウト
クルマはホテルの駐車場に12:00まで停めさせていただき、そのまま高知城へ。 歩いてすぐのところ。 便利。

高知城

2日目の午前中は高知城へ向かった。 計画通りである。
高知城は本丸やその他、現存で残っている部分が多いので、それだけでも楽しみである。
風水害や空襲などの戦禍からよく耐え抜いてきてくれたものだと、感心する。 こうして我々が見学できることにひたすら感謝である。

写真ー22 高知城
写真ー22 高知城/追手門
写真ー23
写真ー23 追手門看板

 

写真ー24
写真ー24 高知城を見上げる/造形美。 本当に美しい。
写真ー25
写真ー25 高知城/4層6階の望楼型。 素晴らしい造り
写真ー26
写真ー26 望楼型の最上階から市内を眺める。 武将になった気分


■13:30 にこ淵に到着
仁淀ブルー(にこ淵)

写真ー27
写真ー27 にこ淵①

 

写真ー28
写真ー28 にこ淵②


中津渓谷
仁淀ブルー

写真ー29
写真ー29 中津渓谷①
写真ー30
写真ー30 中津渓谷②


■18:50 宿(新ロイヤルホテル四万十)着

写真ー31 
写真ー31 夕食/鮎とウナギ付き。 さすが四万十。 川と海の幸を堪能

残念ながら、大浴場が少し狭かった。 男女入れ替え制で、私は広い方の浴場にはタイミングが合わず、入れなかった。 広いほうだけが温泉とのこと。  

3日目

■9:00 朝食(バイキング)

写真ー32 
写真ー32 新ロイヤルホテル四万十/バイキング

■10:30 チェックアウト

佐田の沈下橋
■11:30 佐田の沈下橋に到着

写真ー33
写真ー33 佐田の沈下橋①

 

写真ー34
写真ー34 佐田の沈下橋②/クルマで通れるが、やめた
写真ー35 
写真ー35 佐田の沈下橋③
写真ー36
写真36 四万十のネコ/懐っこい。 ミセスシン爺はネコ好きである



岩間の沈下橋
■13:40 ちょっと立ち寄った

写真ー37
写真ー37 岩間の沈下橋。 狭い、、、。 あのクルマよく走れるなあ


宇和島城
■15:15 宇和島城着

写真ー38
写真ー38 宇和島城①/石垣越しに見る天守閣。 うまく写真を撮ることができなかったが、なかなか立派。 さすが現存天守の威厳がある。

 

写真ー39
写真ー39 宇和島城②/本丸側から宇和島湾を望む

 

写真ー40
写真ー40 宇和島城③/どーんと、建っている。 独立式の層塔型天守。 潮風に当たってもこの美しさ。 よく手入れされている 

 

写真ー41
写真ー41 宇和島城④/破風。 いいねえ、ぞくぞくする

 

写真 ー42
写真ー42 宇和島城⑤
写真ー43
写真ー43 宇和島城⑥
写真ー44
写真ー44 宇和島城⑦/この天守、この季節の閉館が16:00というのを我々は知らなくて、ゆっくり見ていたら、15分ほど出るのが遅くなってしまった。 係の人には、大迷惑をおかけした。 しかし快く扉を開けてくれた。 感謝!

3日目の夕方、900kmくらい走行したところで燃料の警告灯が点いた。 もっと早めに補給しておくべきだったが、仕方がない。 しまなみ海道に入る少し前、松山市で燃料補給のため、いったん高速を降りた。 正月2日のため、あちこちのスタンドは休みか、早じまいしており、開いているスタンドを探すのにちょっと苦労した。

■総走行距離/1,449km

写真ー45
写真ー45 総走行距離
写真ー46
写真ー46

「まじめなおかし ミレー」
ホテルでいただいた。 いただかない限り、出会うことはなかったろう。 素朴な塩味。 
「やめられない止まらない」とはならなかった。 しかしちょっとつまむのにはちょうどいい。 この真面目さがいいのであろう。  高知の一端を垣間見るような気がした。


写真ー47
写真ー47




写真ー48
写真ー48




さいごに

夫婦で四国にクルマで来るのは2度目である。
前回は2018年11月であった。 その時は、淡路島のリゾートホテルに2泊3日で泊まり、道後温泉や、松山城、丸亀城を巡った。 明石海峡大橋を何回往復しただろう。 
四国を上下半分に分けると、その時は上半分であった。 したがって今回は下半分である。 
とはいえ、まだまだ回れていないところが数多くあり、できるだけ早いうちに、3回目を考えようと思う。 知人に四国に行った話をしたときに「お遍路さんですか」と聞いた人がいた。 四国というと、そういうイメージもあるんだ、と改めて考えさせられた。 信心深いわけではないが、定年後に八十八カ所を歩いて回る旅もいいかな、と考えてみたシン爺であった。