車山高原 トレッキング
【はじめに】
先日の「シン爺の雑記帳/2023年 夏」でも報告したが、車山高原にニッコウキスゲを見るため、トレッキングをしてきたので報告する。 内容が一部重複するがご容赦いただきたい。
【スケジュール】
7月27日(木曜日)
6:20 自宅出発
210km(東海環状道~中央高速)
9:30 諏訪湖SA 写真ー1
44km (中央高速~ビーナスライン)
11:00 車山高原 駐車場 写真ー2、3
12:00 リフト「スカイライナー」&「スカイパノラマ」 写真ー4
12:30 車山 山頂 写真ー5~7
13:20 山道 写真ー8~12
14:30 車山 肩 「レストラン チャプリン」 写真ー13~15
15:20 山道 乗越 写真ー16~20
16:00 リフト中間駅 写真ー21
16:15 リフト麓駅 写真ー22
5km(ビーナスライン~国道152号)
16:30 白樺湖温泉「すずらんの湯」 写真ー23、24
232km(中央自動車道~東海環状道)
20:00 諏訪湖SA 夕食「湖彩」 写真ー25、26
22:00 帰宅
【本文・写真】
妻から「ニッコウキスゲを見に行きたーい」と言われた。 懇願するときはちょっと語尾が伸びている。 歳を考えているか? とは口に出しては言えない、、、。 そんなことより植物音痴の私には、「ニッコウキスゲ」の「ニッコウ」が「日光」に聞こえて、栃木県なのか? と一瞬思った。 愛知県在住の私たちからすると、ドライブでの栃木 日帰りは無理。 ちょっと構えて調べたが、何と長野県の白樺湖近辺や霧ヶ峰あたりで見ることができるという。 それなら日帰りでふらっと行くのも可能か、と思い直した。
ということで、平日のうちの1日を使って、二人の休みを一致させ行くことにした。
【さいごに】
この日の総歩数は17,086歩であった。 リフトで楽々のつもりが、ニッコウキスゲを見るために、思いもよらないトレッキングになってしまった。
リフトのチケット売り場の女性に、ニッコウキスゲ群生地の「車山肩(くるまやまかた)」というところを教えていただいた。 リフト山頂駅から徒歩で30分ほどで行けるという。 もらった地図を見ても比較的簡単に行けると思った。 しかしである、高低差を考えていなかった。 さらにゴロゴロの石である。 歩き始めはいい天気であったのだが、小1時間も歩くと、雷がピカピカ、ゴロゴロ。 雲行きも怪しくなり今にもザーッと降りそうな天気。 人もどんどん少なくなり、雨具も持っていないし身の危険を感じた。 山頂駅に戻ろうかどうしようかと思っているうちに、車山 肩(と思われる建物)が見えてきた。 しかも道路が通っている?? しかし(直線距離では近そうなのに)相当に遠かった。 帰ろうかどうしようか迷ったくらいの感覚。 それにトイレにも行きたくなってきた。 まったく私は登山には向いていない。
結局歩いて肩まで行くことにして雨が降るならばそこで雨宿りをしようということにした。 そしてそのあとニッコウキスゲ群生地をまわり、レストラン「チャプリン」にて昼食にした。
昼食後、雨がぱらつき始めたのでチャプリンでカッパを2人分入手し、そこで教えてもらった道で、リフト中間駅へと向かった。 途中、遠目にリフトが動いていないのを見て愕然とする。 最悪ふもとの駐車場まで歩くしかないかと、覚悟を決めた。
結局16:00に中間駅に到着。 女性の係員がひとりいてくれたので助かった。 なんでも14時半ころにはリフトは乗客が来ないため運航していなかったとのこと。 最終が16時半とあったのに。
後から思ったのだが、なにも歩いてリフト山頂駅から肩まで歩いて行かなくとも、リフトでふもとに戻ってからビーナスラインをクルマで走って肩まで行けばよかったじゃないか、と。 できることなら、リフトチケット売り場でニッコウキスゲを見に行きたいと言ったときに、クルマで行った方が楽ですよ、と教えてもらいたかった。
トレッキング中はいろいろな花や美しい景色を見ることができた。 おいしい空気を吸うこともできたから良しとするか! 雷がちょっと怖かったけれど。 どこまでも前向きなシン爺夫妻であった。