和歌山城を堪能する

2023年5月9日

2023年4月上旬。 土曜日。 晴れ。
我々は1泊2日で和歌山を訪れた。
主な目的は、100名城のひとつである「和歌山城」を見学することであった。 先に投稿した旅行計画で述べた通り、この城は暴れん坊将軍(申し訳ない。時代劇の見すぎ。 徳川幕府中興の祖、と表現したほうが適切)として有名な8代将軍徳川吉宗が紀州藩主時代の居城でもあった。
この天守閣は1945年7月に空襲で焼けてしまったが、1958年に鉄筋コンクリートで復元された。 連立式で格式が高く写真を写すのに絶好なお城であることがわかってきた。
そして、その全容は我々の期待を大きく上回っていた。 題して「城を堪能する」である。
和歌山シリーズの3回目である。
以下、順次書き足していく。

写真ー1
写真ー1 さあ和歌山城へ! おもてなし忍者に挨拶して登る。
写真ー2
写真ー2 新裏坂を上がると、隅櫓が見えてくる。 城好きの私が一番わくわくするところである。 前方には赤いジャケットを着たガイジンさんが。 城ガール? 歴レディ? ようこそジャパンへ! ぜひ日本を堪能してもらいたい
写真ー3
写真ー3 和歌山城、撮影スポットにて。 ミセスシン爺も映ってしまった
写真ー4
写真ー4 和歌山城天守閣。 3重3階。 再建だが、回廊があってなかなかの風格
写真ー5
写真ー5 連立式天守閣にて天守を望む。 城のパンフレットを見ると焼失前と同じように再現してある
写真ー6
写真ー6 本丸御殿跡の撮影スポットにて。 バックの光と重なって、神々しい。 和歌山城の魅力がにじみ出ている。 私たちは見とれてしまった
写真ー7
写真ー7 ここも撮影ポイント。 斜めの屋根付きの橋とお堀、そびえる天守の取り合わせがすばらしい。 まるで高級フレンチ? いいえやっぱり和食でしょう!
写真ー8
写真ー8 御橋廊下。 一つ一つの造形物に魅せられる。 板張りも、ちゃんと垂直になっていて美しい
写真ー9
写真ー9 シャチホコ。 1957年4月に修理されたと記載されている。 大きさが違うのは、オスとメスの違いか? どなたか知っていれば教えていただければと思う。 オスが「ア」で口が開き、メスが「ウン」で閉じているというが、口の状況がわからない。 北側に設置されているのがオスで、南がメスだとか。 ツガイだと何となく興味をひいてしまう。 そういう性(サガ)なのだろうか、、、
写真ー10
写真ー10 なんとシャチホコは着脱式。 工夫している
写真ー11
写真ー11 天守閣回廊より市中を望む
写真ー12
写真ー12 風が心地よい
写真ー13
写真ー13 とにかくいい!
 
写真ー14
写真ー14 最後になってしまったが、大手門





さいごに

和歌山城をたっぷり堪能した。
やはり徳川御三家の居城であっただけあって、風格がある。 
連立式の本格的な防御の構造。 階段を上るごとに現れる建造物。
守りの工夫。 そして威厳。
空襲で焼ける前の和歌山城の外観に近い形で再現されたという。 戦前の写真を見ると、納得できる。
天守閣が現存ではないのが残念であるが、写真など資料が残っていて、よかった。
周れる回廊もあって、和歌山の市内の眺めもよい。 吹き抜ける風がとても心地よい。
我々はしばらくの間、回廊からの眺めをこの記事の題名通り「堪能」した。 
吉宗公になった気分である。